iReCalcを使う10の理由 Part 1

iReCalcを使う10の理由 Part 2

Pocket Jukebox - Coin Mode

Pocket Jukeboxのデモ

2010年6月29日火曜日

なんぷれツールズをアップデートしました

iOS4においてフォントが大きく表示されるようになったようで、表示枠からはみ出してしまうようです。iOS4ではフォントを小さく表示するように修正したVer.1.01を提出しましたので、今週中にはダウンロード可能になると思います。

なんぷれツールズを公開しました


ナンバープレースパズルを解くための様々なツールを搭載したアプリケーションです。

ナンバープレースは面白いパズルですが、中級から上級レベルの問題になると解くために必要な準備作業の量が多くなり、その結果時間もかかるようになるばかりか、手作業だとミスも多くなってしまいます。
なんぷれツールズは、単純作業をアプリケーションに負担させ、ユーザーがパズルを解く要素に集中できるようにすることを目的にしています。
また、ユーザーがアシスト機能を使って解き方を学習することにより、アシスト機能なしで解けるようになるようサポートするという目的もあります。

ペンシルマーク(マスの中に入れる小さな候補数字)やマスに色をつけるマーク機能など、手作業で解くための様々なアシスト機能はもちろん、ヒント機能やNaked Pair、X-Wing、Forcing Chainなどの、初級から上級レベルの問題まで対応したアシスト機能を備えています。
また、アンドゥ履歴も問題毎に保存されるので、問題の解き方を保存しておくこともできます。

問題は初級から超上級レベルまで6段階を60問あらかじめ用意していますが、ユーザーが書籍やインターネット上の問題を入力し、なんぷれツールズを使って解くことも可能です。

また、初級から上級までの様々な解法の解説が充実しているので、全くの初心者でも1日で上級レベルの問題を解けるようになります。
解法の解説や使用方法のヘルプがインターネットに接続しなくても全てアプリケーション上で参照できるのも特徴のひとつです。

ちょっとした時間を使って、なんぷれツールズで頭の体操を楽しんでください。

主要な機能
ペンシルマーク(黒、取消線、紫、緑色)機能
アンドゥ機能
リドゥ機能
ヒント機能
マーク機能
ロックマーク機能
ロック機能
オールロック機能
オールクリア機能
カンディデート・ライン表示機能
ネイクド・ペア表示機能
ネイクド・トリプル表示機能
ネイクド・クアド表示機能
X-Wingアシスト機能
Forcing Chainアシスト機能
問題の新規作成機能
問題の消去、別名保存、リネーム、移動機能
インポート機能
エクスポート機能
ヘルプ機能(初級から超上級までの解法レッスンを含む)

2010年3月12日金曜日

iReCalc Ver.2.07での修正

小数点以下を含む数値は浮動小数点で計算するのですが、その際には誤差が発生します。これを丸めるために、余分なゼロを取り除く処理は入れていたのですが、99999...と続く誤差の処理がされていませんでした。
Ver.2.07で、このバグを修正しました。

それから、2月に設定途中で落ちるとのご報告を頂きまして検証を続けていましたが、これまでのところ落ちるという状況が再現出来ていません。
取り敢えずの対応としては、例えばボタンイメージだけを変更して一旦設定ファイルを保存して頂いて、そのファイルで問題なく運用出来るかを確認後、再度全ての設定変更を行って、ご希望の設定ファイルを作成するという作業を行ってみて頂きたいと思います。

2010年2月2日火曜日

iReCalc: セッティング時に落ちる、入力ボタンのレスポンス

AppStoreにて上記のバグ報告とご要望をいただいております。ありがとうございます。

まず、セッティング時に落ちるという点ですが、当方でいろいろ試してみたのですが、落ちるという状況が再現できませんでした。開発中にはそうしたこともあったのですが、現バージョンでは再現できていません。
具体的にどのような状況で落ちるのかご連絡頂ければ対処できると思いますので、メールにてご連絡頂けると有り難く思います。宛先は当サイトの右上に記してありますので、宜しくお願い致します。

セッティングが保持されない件につきましては、操作手順に説明不足がありました。申し訳ありません。
最初のインストール時にはセッティングの設定ファイルそのものが存在しないので、これを作成しなければなりません。Ver.2.0以降は、設定ファイルを複数保持して、切り替えて使える仕様にしてあります。インストール時の設定ファイルは「Default」ですが、ユーザーが設定を変更した場合は新しいファイルを作成する必要があります。
セッティングを変更した場合には、設定画面の2画面目にある「設定ファイル」で新しい設定ファイルを作成します。
「+」ボタンでファイル名の入力画面になりますので、ファイル名を入力し、「完了」(または「Done」)をタップすると、作成したファイルに変更したセッティングが保持されます。
設定ファイルを選択して「Set」ボタンをタップすると、選択した設定ファイルの設定が表示されるはずです。アプリケーション起動時は、前回終了時の設定ファイルを読み込んで、セッティングが行われます。

次に、入力ボタンのレスポンスについてです。
これはVer.2.0で関数ボタンを追加する際に、キーパッドを左右にスライドさせる仕様にしたときに当方でも確認しています。入力ボタンのレスポンスが遅い原因は、スライド出来る仕様にしたことにあります。
iPhone OSではこのキーパッドのスライドや、アプリケーションの選択画面のように、画面上で指をスライドさせて画面を動かす動作を「スワイプ」と呼んでいます。iPhone OSは、このスワイプを検出するのに、画面がタッチされてもすぐに反応せずに、それがタッチであるのかスワイプであるのかを検出する時間を設けているようなのです。
したがって、ボタンのタッチだけを許可する状況であれば素早い反応になるのですが、タッチとスワイプの両方を許可している場合は、反応が遅れてしまうようです。
この点を回避するための方法を検討しましたが、現在のところ回避することはできていません。OSが別の方法を採用してくれれば解決するかもしれませんが、タッチとスワイプを区別するためにタイムラグが発生するのは原理上やむを得ないとも考えています。

それから、レスポンスに違和感を与えているもう一つの点はおそらく、ボタンがタップされたことを示す、ボタンの色が変化するタイミングにあるのではと思っています。
OSの機能としてボタンのタップに反応するレスポンスは予め用意されているのですが、これも先ほどの理由から反応が遅くなっています。試しに、ボタンをタップして離さない場合どうなるかを見てください。タップの瞬間より結構遅れてボタンの色が変わりますよね。このタイミングOSがタップとスワイプを判定している時間のようです。従ってこの判定時間中は、ボタンを素早く反応させようとしてもOSが受け付けません。そうすると、タップされたことを示すボタンの色変化を実行するには、OSが受け付けるギリギリのタイミングを待って行う必要があり、それがボタンを離すタイミングなのです。
そして、ボタンの色変化を元に戻すタイミングは、あまり早すぎると目立たないためある程度の時間をかける必要があります。したがってiReCalcでは、ボタンを離した時点でタップ音を発生させてボタンの色変化を開始し、それから僅かの後にボタンの色を元に戻すという処理をしています。
このように、ボタンの色変化が実際の動作とワンテンポずれているため、余計に違和感を与えることになっているのではないかと考えています。
先ほど、ボタンを押しっぱなしにするという実験をしていただきましたが、画面に指が触れている時間が長いほうがレスポンスが遅くなります。指をタッチしてから離すまでの時間が短いほどレスポンスも向上しますので、ボタンを押すというよりも軽く叩くように操作することで、なんとか許容範囲になると考えたのですがいかがでしょうか。

我々は、電卓のボタンは出来る限り大きなものが必要という判断のもとに、iReCalcをデザインしました。電卓のボタンを小さくしてスワイプを排除するという選択肢もありますが、それは当初のコンセプトに反するものなので、レスポンスの低下には目をつぶってこの選択肢を採ったということをご理解頂ければ有り難いです。